SEのスキル
何をもってITスキルと言うかは置いておきまして、
SEに一番必要なスキルはコミュニケーション能力と言う人、
ホントにやめてほしい。
一番必要なのはITスキル(プログラミングなり、ネットワーク構築技術なり、あれこれあれど)でして、どうも、そういうのから逃げるためのキーワードとして使われていることが多いように感じます。
ホントのコミュニケーション能力ってとても難しくて、お客さんと話せるだけがコミュニケーション能力じゃないと思うんですよね。
お客さんとも話せるし、現場SEとも話せる、それがIT業界における真のコミュニケーション能力じゃないですかね。
したがって、SEを名乗るからには、「コミュニケーション能力が重要」という言葉の意味として、「ITスキルを持ってる上でのコミュニケーション能力を身につけている」という文脈で語ってもらいたい。
世の中で「SEに一番重要なのはコミュニケーション能力」というのが、ITスキルから逃げるための言葉じゃなければ良いですよ。実際にITスキルを持ったうえでコミュニケーション能力高い人それなりにいます。
けど、「SEに一番重要なのはコミュニケーション能力」と言う人の95%はITスキルが備わっていないように感じます(体感値ですけど)。
で、結局、SEなる部門なのに、IT技術を持って自分の責任でプログラム組んだりネットワーク構築できたりする人の数って圧倒的に少なくないですかね。
現場SEと会話できなくてもお客様と会話できるだけでも良いですよ、それはそれで充分なスキルです。けど、そういう人をSEのカテゴリーに含めるのには、とても違和感を感じますね。